SCM工法は粉体あるいはセメントスラリーを原位置土と強制的に混合撹拌する工法です。 本工法には表層部分の改良に適したバケットミキシング方式と比較的深い10m程度まで改良が可能なロータリーブレンダー方式の2タイプがあり、 目的と深度に応じて使い分けることにより広範囲の作業条件に適応可能です。
- 国土交通省 NETIS登録番号 NETIS SK-020004-VE【本NETIS登録技術は、2017年4月20日に掲載終了】
- 平成22年度 準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))
SCM工法の特徴
- 改良材の種類と散布方式を自由に選択することができます。
- 改良強度を自由に選択することができます。
- 原位置土と固化材を上下方向に撹拌するので、強度のばらつきが少ない密実な改良体を造成できます。
- 機械が小さいので、狭所作業でも効率のよい作業ができます。
- ●あらゆる現場条件に対応できる施工方式
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ロータリーブレンダー方式
バケットミキシング方式施工方式 施工深度 適応土質 スラリー 粉体 粘性土 砂質土 ロータリーブレンダー 10.0m※ 2.0m N ≦ 5 N ≦ 15 バケットミキシング 1.5m 1.0m N ≦ 5 N ≦ 20 ※8mを超える場合はアタッチメントを取り付けます。
- ●目的に合わせた改良材の選択が可能
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スラリー施工
粉体施工 - ●運搬・組立が容易なコンパクトな設備
- ●専用施工管理システムにより高い信頼性を実現
施工システム
- 粉体散布
- スラリー混合
用途
盛土の滑り破壊・沈下防止 |
構造物の基礎 |
工場跡地など汚染土壌の 不溶化・封じ込め |
道路の沈下防止 |
堤防補強・液状化対策 |
液状化対策 |